就労継続支援A型は、障がいがあれば誰でも利用することができるものではなく、いくつかの条件があります。
まず、年齢は18歳以上、65歳未満の方という年齢が決められています。
障害者手帳を持っており、一般企業に勤めたいという希望がある方を絶対条件としています。この他にも、企業で就労経験があり、現在は働いていない人、就職活動を行っても雇用とならなかった人などを対象としています。
仕事に就きたいという思いがあることはもちろんですが、そのために必要とされる就労訓練を受けたり、生活支援を受けるなど前向きに取り組み、いずれは社会的自立をしたいという思いのある人は、就労継続支援A型を利用することが可能です。
実際には、受け入れを行う会社(事業所)と支援を受けながら働きたいという人の求めるものが一致することで雇用へと結びつくもので、必ずしも希望通りになるとは断言できませんが、支援を受けながら雇用の機会を得て、生き生きと社会の一員として就労している人は多いです。
この就労継続支援A型のサービスを受けるには、一部利用料を自己負担する必要となるケースがあるので、事前に利用料を確認したうえで、受けるかどうかの判断をすることをおすすめします。